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2009年7月28日(火) 動物病院

将来を見据え、増改築からテナント移転へ

 昨今の動物病院の開院状況は、共存共栄から飽和状態へ、さらに淘汰の時代に突入しています。
都心部、地方都市と地域によっては多少の相違は有りますがーーーーーー
数年前までは、マーケットリサーチにより隙間を狙っての開業も可能でしたが、また現在はその隙間も狭くなり、つまりマーケットがより狭くなっています。
このような状況の中ですので、少しでも有利な要素があればそれを生かして開業に結びつくように計画をしなければなりません。
今回の案件は、その有利な要素を生かして、既存病院の増改築計画から近隣のテナント物件への移転計画へ変更した事例です。
・患者様視点でーーーーーー
・病院の視点でーーーーーー
・対費用効果ーーーーーーー
・競合病院の将来の進出を予測してーーーーー等々
各キーワードをもとに、院長先生と共に分析を重ねていきました。
その結果、移転開院後は、曜日により多少の相違はあるものの昨年対比150%~200%で推移されているとのことです。
ここでも「戦略的動物病院」の重要性を再認識させていただきました。

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